このページで確認する こと
親の物忘れが気になったとき、どの窓口に相談し、どの医療機関から受診するかの選び方を確認します。認知症かどうかの判断、診断、治療の助言、特定の医療機関の推薦は行いません。実際の受診先は、地域包括支援センターやかかりつけ医に相談して決めます。
相談・受診先の選び方
厚生労働省は、「もしかして認知症では」と思われる症状に気づいたとき、介護について悩んだときに相談できる主な相談先として、次を挙げています。症状が軽い段階で認知症であることに気づき、適切な治療が受けられれば、薬で認知症の進行を遅らせられることもあるとして、一人で悩まず相談するよう呼びかけています。
| 窓口・医療機関 | 案内ページに書かれた内容 |
|---|---|
| 地域包括支援センター | 保健医療・介護の相談を行い、内容に応じて認知症疾患医療センターや認知症初期集中支援チームなどと連携して支援します。全ての市町村に設置されています。 |
| かかりつけ医 | 適切な専門医療機関への受診を誘導してもらうため、日頃から受診しているかかりつけ医に相談します(政府広報オンライン)。 |
| 医療機関のもの忘れ外来 | かかりつけ医がいない場合は、もの忘れ外来を受診する方法もあります(政府広報オンライン)。 |
| 認知症疾患医療センター | 厚生労働省のページから検索できます。役割は認知症疾患医療センターのページで確認できます。 |
| 認知症学会専門医・老年精神医学会専門医 | それぞれの学会のページから検索できます。 |
| 電話相談 | 認知症の人と家族の会が、0120-294-456(フリーダイヤル、月〜金の午前10時〜午後3時、祝日を除く)で受け付けています。 |
表は横にスクロールできます。
どの窓口から始めるかに決まった順番はありません。日頃から診てもらっている医師がいればかかりつけ医、いなければもの忘れ外来か地域包括支援センターが、案内ページから読み取れる入口です。かかりつけ医には、専門医療機関への受診を誘導してもらう役割があるとされています。
受診前に家族がまとめておくこと
認知症疾患医療センターの事例集(厚生労働省の公表資料)には、センターが家族から聞く内容として、本人のこれまでの暮らし、家族との関係、いつからどのような症状が出てきたか、環境、身体疾患、服薬状況が挙げられています。
そこで、受診前に次をメモにしておくと、聞かれたときに答えやすくなります。このメモの項目は上の事例集の記載をもとにした本サイトの整理で、医療機関が指定する持ち物ではありません。
- 気になる様子が、いつごろから、どのような場面で出ているか
- 持病や、かかっている医療機関
- 飲んでいる薬
- 本人のこれまでの暮らしと、家族との関係
予約の要否や持ち物は医療機関ごとに異なります。予約の電話のときに、あわせて尋ねてください。
本人が受診を嫌がるとき
地域包括支援センターは、相談内容に応じて、訪問型の支援チームである認知症初期集中支援チームなどの関係機関と連携して支援するとされています。本人への声かけの方法や、受診させるべきかの判断は、このページでは扱いません。
よくある質問
Q. かかりつけ医がいない親は、どこを受診しますか。
政府広報オンラインは、かかりつけ医がいない場合は、医療機関のもの忘れ外来を受診する方法もあるとしています。お近くのもの忘れ外来は、認知症の人と家族の会の「全国もの忘れ外来一覧」で検索できると案内されています。
Q. 受診前に、どこへ相談できますか。
厚生労働省の相談先のページは、主な相談先として地域包括支援センター、電話相談(認知症の人と家族の会)、認知症疾患医療センター、かかりつけ医、認知症学会専門医、もの忘れ外来を挙げています。地域包括支援センターは全ての市町村に設置されています。
公式根拠
確認日: 2026年10月12日。受診の要否の判断や診断・治療の助言は行いません。実際の相談先は、お住まいの地域包括支援センターとかかりつけ医でご確認ください。
困りごと別にどの窓口を使うか選ぶときは、認知症の公的な窓口・事業を困りごと別に選ぶ一覧で確認できます。
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