40歳からの介護準備

親の介護の準備ガイド

2025年4月施行の改正育児・介護休業法により、会社は40歳到達時に介護保険・両立支援制度の情報を提供する義務を負っています。受け取った情報を、自分の家族状況に当てはめて「今、何を準備すべきか」を整理します。厚生労働省の一次資料と確認日を、すべての記載に付けています。

自分の準備状況を確認する

介護準備の4つの領域

01情報提供40歳到達時の義務
02両立支援制度休業・休暇・短時間勤務
03初動対応介護が始まったら
04制度変更改正の内容

公式根拠と確認日を残す

最初にすること

親の状況を選ぶと、確認すべき準備が分かります。

親がまだ元気か、気になることが出てきたか、既に要介護認定を受けているか。状況別チェックでこの3つから選ぶと、いま確認すべき準備が4つ表示されます。このページの制度一覧は、選んだ後に全体像を見直すための地図です。

準備状況を確認する

全体の流れ

介護準備の流れ

40歳到達時の情報提供を受け取って終わりにせず、実際に介護が必要になった時の初動対応まで確認します。

情報提供の起点は「40歳に達する日(誕生日前日)の属する年度」または「40歳に達した日の翌日から1年間」です(厚生労働省確認)。同じ時期に介護保険料の給与天引きも始まります。

  1. 40歳到達時

    01 / 情報提供の受領

    会社からの情報提供を確認する

    介護休業・介護両立支援制度等、申出先、介護休業給付金に関する情報が、面談・書面・電子メール等で提供されます。このうち介護休業給付金は休業中の収入に直接関わるため、内容を確認しておきます。

    制度変更の確認へ
  2. 準備期(介護に直面する前)

    02 / 両立支援制度の把握

    介護休業・介護休暇・短時間勤務の内容を知る

    介護休業は通算93日・3回まで、介護休暇は年5〜10日。実際に使う前に、内容を把握しておきます。あわせて親が元気なうちに確認しておくことも見ておくと、いざというときに慌てません。

    準備状況の確認へ
  3. 介護が必要になったら

    03 / 初動対応

    要介護認定の申請・地域包括支援センターへの相談

    市区町村窓口または地域包括支援センターへ相談し、要介護認定の申請を行います。

    初動対応パックの確認へ
  4. 随時

    04 / 制度変更

    改正育児・介護休業法の内容を確認する

    2025年4月1日施行の改正が、自分の状況にどう関わるかを確認します。

    制度変更の確認へ

介護が始まったら

介護開始時に最初にすること

1

地域包括支援センターへ相談
市区町村が設置する総合相談窓口(全国7,374か所、支所含む)

2

要介護認定の申請
市区町村窓口または地域包括支援センターへ申請

3

両立支援制度の利用申請
介護休業・介護休暇・短時間勤務を会社へ申し出る

初動対応パックの確認順を見る

両立支援制度

会社員が使える主な制度

介護休業
対象家族1人につき
3回・通算93日まで
介護休暇
対象家族1人で年5日
2人以上で年10日まで
短時間勤務等
連続3年以上の期間で
2回以上利用可能

このほかに、残業免除・時間外労働の制限・深夜業の制限があり、介護のために使える制度は全部で6種類です。

6種類の違いを比較する

ここでは個別の申請手続きを代行しません。実際の申請方法や利用要件は、勤務先の人事担当・公式資料で確認してください。

出典

確認日つきの公式根拠

確認日: 2026年8月30日。内容に変更がないか、利用前に公式情報を再確認してください。確認した範囲と戻る画面を見る →